備忘録

WIXOSSについて考えません

大会レポート

 フェール公認 使用:ピルルクΩ

 

一回戦目:紅蓮タマ

 

 人が少なく、というよりも自分を含めて二人しか居らず、対戦相手も身内というマッチング。

 

 序盤は特に変わったことは無く、お互いに盤面にシグニを配し、殴るべきシグニは殴り、ルリグアタックはガードの応酬。相手サーチ時のデッキ確認の際、流しで見ていたため有用なライフバーストは入っていないように見えた。

 Ωにグロウ後、こちらは2エナでドローソースが2枚。相手のハンドが6枚。ここは2エナをドローソースに使い、相手のハンドを枯らして全殴りするプランを選択。このプランの裏目はエナジェ起動によるエナ枯渇なのだが、相手は身内。彼はエナジェ否定派なので、デッキにエナジェが入っていないことを知っての行動である。3面殴ってルリグアタックを通し、相手にターンを渡す。

 

 相手の返しはエクシードによる盤面確保。ここでゲイン出現時からこちらのシグニが3面処理されることになっても、ハンドには2枚のASMがあり、優位は確立されている。

 が、エクシードから出てきたのはゲインではなく、エナジェ。開いた口が塞がらなかった。パック剥いたら出たから試しに入れてみたらしい。ふざけんな。

 こちらのシグニは3面処理され、エナは枯渇。仕方なしに受ける予定の無かったルリグアタックを受け、一枚のエナを確保。返す自ターンにもう一枚追加でエナ2だが、防御アーツの発動が出来ない不味い状況。アヤボン+3面バウンスで詰む状況だがどうすることもできず、相手の盤面を処理してターンを渡す。

 

 しかし恐れていたアヤボンによる仕掛けは来ず、無事にターンが回ってくる。胸を撫で下ろしつつ、ここから流れを掴み、順調にクロックを追加していって相手のライフは2枚。デッキ残り2枚にエクシードが1回、残りアーツは再三再四とバロックの状況。

 相手のデッキに1枚入っているノーゲインの姿が見えない。こちらのライフは0枚なので、ノーゲインを踏もうものならゲーム終了である。ハンデスでその姿が見えることを祈りつつ、相手の二枚の手札を青シグニと交換すると……ノーゲインの姿は見えず。

 いよいよ残り二枚のライフに潜っている可能性が高くなってきたため、アンサプトップ7枚送りの結果でプランを決めることに。2枚のデッキの中にノーゲインは無し。リフレッシュで割れたライフクロスはゲットインデックス。残り一枚がノーゲインである可能性が濃厚である。

 

 こちらのエナは12枚。使用アーツはアンサプのみ。相手のライフは1枚でノーゲインが濃厚。残りアーツは再三再四とバロック。ここから勝つためには何をすれば良いか。

 

・プラン1

 相手がノーゲインを抜いたことに賭けて迷わず殴る。

 

・プラン2

 二回目のリフレッシュまで耐える。

 

・プラン3

 相手の盤面を叩きつつハンデスを繰り返し、アーツ、エクシードを全て吐かせてゲインを枯らすor天使以外を盤面に置かせ、ゼノマルバウンスから勝ちを狙う。

 

 プラン1は考えた瞬間に破棄。2と3は同時に狙えそうだったのでこちらに寄せてゲームを進める。地道に相手シグニを殴り、エクシードと再三再四を使わせ、プラン3の達成が見えてきたが、相手の攻めをいなす過程でゼノマル分のエナが無くなる。

 こちらのエナが2、相手の盤面はガブリエ、ゲイン、ラビエル。相手の回収アーツは尽きているので、ゲイン、ラビエルを殴りつつ相手のトップがアテナorアーム2枚で無いことを祈るしかない状況。

 アタックフェイズに入るとゲイン前のACGにバロック。アーツを使うためのエナがないのでノーゲインを踏んだところで関係無いため、ルリグアタック。捲れたカードはサーバントO。正解はプラン1だった……。が、ここでのエナチャージでトップのアテナがエナに埋もれる。ワンチャンあるか……? と期待を持ちつつターンを渡すも、相手のトップがアーム二枚だったのでバウンスで負け。

 

・反省点

 まずエナジェで殴られたターンのルリグアタック。エナが無くともライフが4枚あればアヤボンが絡んでも死なないのだから、あそこはガードすべきだった。

 次に相手のライフ推理。

 アンサプ7枚落としでリフレッシュに入る段階で相手のトラッシュを確認したのだが、この際、サーバント等の枚数まできちんとチェックしておけばサーバントOが3枚しか見えていないことに気づくことができ、結果相手がノーゲインを入れていないという結論に辿りつくことができたのではないだろうか。

 ノーゲインが見えていないという一点にとらわれ、視野が狭くなったが故の負けだった。